2012年5月29日火曜日

6月3日 ララバイコンサート プログラムより③




6月3日(日)重松壮一郎さんとご一緒する
ララバイコンサートまで、あと1週間となってしまいました。
この一週間は、きっととっても速いと思います(笑)。
今回は、ずばりお相手のsosoこと重松壮一郎さんのご紹介です。
貼り付けた動画は東京「暗闇カフェ」での即興演奏。
実は私もこの場所にいました!

私がsosoの生演奏を初めて聴いたのは、
北九州のドラム缶というライヴハウス。
お友だちのアロマセラピスト矢田ふみさんが、
コンサートの香りの演出をされていました。
sosoの演奏にぴったりの香りが、
sosoの演奏と一緒に空間をつくっていった
ステキなコンサートでした。

私は、その時のsosoの演奏を聴いて、
いつか一緒に演奏できたらな〜と思ったのでした。
彼の演奏は空間に響きわたる演奏です。
そして、聞く人の魂までとどく演奏です。

私が演奏する時にずっと大切にしてきたこと、
それは、私がそこに立っている、
私を存在させてくれている空間のすべてに
響き渡るような歌を歌うということです。
歌は感謝や祈りのほかのなにものでもないと思います。

その時に一緒にいて下さったすべての方と
一緒に空間を創ります。
だから、その時のだれひとりかけても、
その時の私の演奏は存在しないのだといつも思います。
その時そこにいたすべての人、すべての存在と一緒に
私の音楽はつくられるのだと思うのです。

私は、歌が空間を舞っていくのを感じるのが好きです。
そしてその時、自分の魂がどんなに喜んでいるのか
悲しいんでいるのかが、空気になっていくのを
感じるのが好きです。

そして、ずっとずっと大切に思ってきた「いのち」のことを
sosoもとても大切にしています。
それは、いろんな言葉をつかわなくても、
深いところで繋がっているのだと感じられること。

今回の「いのちに捧げる子守唄」というサブタイトルは
sosoがつけてくれたものです。
でも、このタイトル以外にないと思えるくらい
私も同じ思いでした。
ひとつひとつの曲をいのちに捧げるつもりで演奏したいです。

当日、曲の説明は一切なしで時空が音楽とともに流れるような
コンサートにしようという私たちの思いがあって
MCがありません。
そのために、このブログで、
すこしだけ演奏曲のお話をさせていただいています。

当日、変更がなければ、
私たちが演奏する曲目は以下のような予定になっています。
どの曲も本当にステキな美しい曲です。
どうぞ楽しみにいらしてください。

◎My Lagan Love(ウェールズ民謡)
◎Suo Gan(ウェールズ民謡)
◎牧歌(宮沢賢治)
◎星めぐりの歌(宮沢賢治)
◎みずよとわに(作曲:重松壮一郎/作詞:稲尾教彦)
◎鳥の歌(カタロニア民謡)
◎Amazing Grace(聖歌)
◎sosoとrenaの即興演奏


重松壮一郎 大塚れな
ララバイ・コンサート ~いのちにささげる子守唄~
63(日)開場530p.m 開演600p.m
九州キリスト教会館 Fホール
 福岡市中央区舞鶴2丁目7-
チケット¥2000(当日¥2500
駐車場がありませんので、最寄りの駐車場、
公共の交通機関をご利用下さい。


チケットのお申し込みは、電話またはメールにして承ります。

☎9488-6076(はじめに090をつけてください)

Mail kinka_orpheus★me.com(★を@に変えて)
タイトルを「6/3コンサート予約」として
大塚れなまでお申し込みください。
ご予約だけでなくお問い合わせもお気軽に!
電話に出ない時には、留守電を入れてくださいm(_ _)m

また、コンサートのチケットは、下記のお店でお求めできます。
どのお店もとってもステキなお店です。
チケットお求めの際には、お買い物やお茶やお食事も、
どうぞ一緒にお楽しみください♡
ナチュ村(天神)
くつろぎダイニング 和楽mama(糸島・加布里)

また、コンサート終了後に、
カフェ パンデローさんにて
アフターパティーを行います。
お食事とワンドリンクで¥3000です。
出演者とコンサート後におしゃべりしたい方は
コンサートチケットの予約方法で
お早めにお申し込みくださいm(__)m

*****************

今回は、宇宙のリズムのブログ
空気のなかでどこまでも感じるものについて
書きました。
よかったら、読んでくださいm(__)m

2012年5月22日火曜日

6月3日 ララバイコンサート プログラムより②



ララバイコンサートで、重松壮一郎さんと一緒に演奏する既存の曲のひとつに「鳥の歌」があります。この曲は、本来は賛美歌で「イエスの誕生を祝う歌」です。そして、この曲は、偉大なチェリスト「パブロ・カザルス」が必ず自分のコンサートの最後に演奏し、平和を祈ったことで有名です。
パブロ・カザルスは、平和運動家であった音楽家としても、とても有名な人です。1958年に、アルベルト・シュバイツァーと共に核実験禁止の運動に参加もしました。この時彼は、80才を越えていました。彼は、第二次世界大戦が終結した1944年頃から、故郷への思慕と平和への願いを込めて、カタロニア民謡の「鳥の歌」を必ずコンサートの終わりに演奏しました。
カザルスが94歳である最晩年の1971年10月24日、ニューヨーク国連本部において「私の生まれ故郷カタロニアの鳥は、ピース、ピース、ピース(平和)と鳴くのです」と語って「鳥の歌」を 演奏したエピソードはとても有名です。カザルスの最後の国際舞台でした。
彼は、静かに反戦や核実験禁止、平和を訴えてきた人です。何より自分の態度で、それを表現し続けてきた人だと思います。彼の姿勢にとても共鳴する自分がいます。昨年3月11日に、大自然の災害、そして、原発の事故によって失われた尊い命のことを思い、私もこの歌を歌えたらと思いました。
この鳥の歌には、日本語でもいろんな歌詞が付けられています。今回は、身体を離れた人の魂が天にのぼっていくことを歌った歌詞で歌います。災害や原発事故で失われた多くの命のための鎮魂歌として歌えたらと思います。
震災や、原発事故があってからの私の思いを正直に話すと、私という人間は、自分の中に怒りという感情が沸き起こることによって、何より自分が苦しくなる人です。原発事故のことを思うと、言いようもない怒りが自分へやって来ますが、そのことだけで自分が潰れそうになります。上手く言えませんが、自分に無理がありすぎるのです。
そして、自分は怒れる人じゃないんだと思うのです。怒って抗議するのではなく、自分にできる抗議の仕方があると感じています。私ができるのは、震災や原発事故によって、傷ついたり、恐怖を抱えている人を癒したり、少しでも心が楽になるようにお手伝いすることだと感じています。
それは、もしかしたら、自分の中のどうしようもない怒りを、ちがう形に変えて表現しているのかもしれません。

人には、共感と反感という感受点があって、そのどちらかに触れると、その人なりの力がでるように思います。怒ったり、憤ったりすることで、ものすごいパワーが出る人もいれば、喜びや悲しみに共鳴共振することで力が湧いてくる人もいます。それぞれで、どちらも素晴らしい。だから、どちらの立場をせめることもない、それぞれが、自分らしくできることで力をだしたらいいんだと思います。

九州では、今、瓦礫受け入れの問題で、北九州のとっている態度が大きな問題になっています。もちろんこのことは、私の中でも納得できない大きな事件です。
その問題を考えても、抗議デモに参加する人、電話かける人、それぞれができることをやるしかない。情けないけど、自分の中の怒りの思いで、自分自身がヘロヘロになりながら、自分のできることをやるだけなんだと、自分に言い聞かせています。

いつだって、フラワーエッセンスのセッションで、受け止めることをやって来た私は、どうしても、被災地から避難してきた人の心のケアや、この重大な事態と向きあって外に向かっていくことをせざるを得ない親たちを、実は支えている子供たちの心のケアをしていくことが、私にもっともあった、無理のない反原発や平和運動なのかもしれないと感じています。

怒ることに無理がある自分を、どこかで責めたり情けなく思ったりしますが、自分は、自分ができることをやっていくしか無いんだと今は感じています。その無理なくできる原発いらない運動や、平和運動の形が、歌うことであったり、フラワーエッセンス療法であったりするのだと、今は感じています。今回は、その自分なりの思いや祈りもこめて、この曲の紹介をさせていただきました。

<鳥の歌>
人はいつか 鳥に変わる
身体を 離れて
目に見えない 翼広げ
星空を飛ぶよ
生きる痛みから
解き放たれ
魂は舞うよ

鳥はいつか 天の園へ
誘われていく 
透き通った 光浴びて
罪は洗われる
救い主の手に
羽を休め
鳥はさえずるよ


*******************

今回は、宇宙のリズムのブログ
明日のれな☆宇宙のリズムにのって>にも、
怒りの感情について書きました。
よかったら読んでみてください。


また、コンサートのチケットは、下記のお店でお求めできます。
どのお店もとってもステキなお店です。
チケットお求めの際には、お買い物やお茶やお食事も、
どうぞ一緒にお楽しみください♡

ナチュ村(天神)
くつろぎダイニング 和楽mama(糸島・加布里)

2012年5月21日月曜日

6月24日(日)ティータイムコンサート   inレストランITOSHIMA


レストランITOSHIMAさんでのキャンドルナイトコンサート 本当にステキな空間で、歌わせていただけて幸せででした♡ 家族や友人、カップル、そしてお一人のお食事の時間に 音楽があって、一緒に楽しんでいただけることが嬉しかったです。 これからも、定期的にこのコンサートをやっていけたらと心から思います。 何か、テーマを決めて、曲を選ぶのもいいね~と話しました。 次は、6月24日(日)のティータイムコンサートになりました。 時間は、午後3時から4時。 プログラムは、私たちがいつも歌っている曲を中心に そのときのテーマや時間帯にあわせて入れ替えることになると思います。 いつもいつも、同じ曲を歌い続けるっていいな~と思うのです。 お客さまに、あの曲今日歌いますか?とよく尋ねられることがよくあります。 本当に、嬉しいことです。 時には、お気に入りの曲を聴きたいから、毎回コンサートに来てくだる方も いらっしゃいます。 CDを出したら、その曲を持って全国をまわる歌手たち。。。 そのCDの曲、同じプログラムを、何度も何度も歌い込んでいくわけです。 そうやって、曲にいのちが吹きこまれていく。。。 それってすごいな~と思うのです。 私も、そんなふうに自分の音楽をつくっていけたらと思います。 6月24日のティータイムコンサートは、早い時間なので、子供さんと一緒に聴いていただけるように、いつも歌い続けている曲の他に、子供さんも一緒にきける曲をプログラムに入れてみようと思います。 私の場合、基本的には、子供が喜ぶ曲と言うより、子供も一緒に聞ける曲になると思います。 もう何度も、子供たちのところに歌いに行っていますが、保育園の子供たちも、 子供の好きな曲でなくても、どんな曲でも、真剣に聴いてくれて、曲の中にどんどん入ってきてくれます。 だから、特別子供の喜ぶ曲を準備しなくてもいいんだな~といつも思うのです。 大切なのは、子供にも真剣に向きあって、その歌を歌うということなんだろうな~と思います。 今の子供たちにとって、生声のコンサートを聴く機会はそんなに無いのかもしれません。その体験の1ページになればと思います。 この機会に、是非、親子でお楽しみいただけたらと思います♬ 皆様のお越しを心から、お待ちしています! また、このコンサートで、震災の復興支援ができたらと思っています。 コンサートは無料ですが、みなさんのお気持ちで、 東北復興支援のために、少しでも寄付をお願いできたらと思います。 当日の、みなさまの飲食代の10%も、寄付金になります。 みんなで、息の長い支援をつづけていきましょう!





2012年5月17日木曜日

6月3日 ララバイコンサート プログラムより①




今日は6月3日に重松壮一郎さんとのジョイントコンサート
「ララバイコンサート」の内容について少しご紹介したいと思います。

この日、SOSO(重松さん)と私の即興の演奏の他に
いくつかの既存の曲の演奏も、一緒にすることになっています!

私は、以前からずっと、子守唄と小さな冊子が一緒になった
CDを創れたらと思っていました。
そして、その冊子は、西村聡子さんにお願いしようと思っていましたので
今回のコンサートのチラシも聡子さんにお願いしました。
本当にステキなチラシを創っていただいて大満足な私です!

人が生まれてからはじめに出会う歌は、きっと子守唄でしょう。
母親の子守唄がなにより一番、魂の栄養になるはずです。
赤ちゃんの頃だけでなく、大人になっても、なお
ずっと、子守唄は、心を癒してくれたり元気にしてくれたり
時には辛い経験に泣く自分のそばにいてくれたり・・・
自分をいつも優しく包んでくれるものなんだと思います。

子供や大人や、亡くなった魂によせて
歌う子守唄をあつめて、いつかコンサートができたら、
CDができたらと、ずっと思っていました。
今回のララバイコンサートは、その私の思いが
やっと形になった初めてのコンサートです。

これから、本番まで、少しずつコンサートで歌う曲の
ご紹介をさせていただけたらと思います。
というのも、私はMCが大の苦手です。
なぜなら、MCをする時には、音楽を演奏している私とは、
対局の私でいないといけなくなるからです。
天と地ほどにちがう両極の世界を行ったり来たりすることは、
私にとってとても大変なことになりますw

コンサートをひとつの流れの中で進めていくためにも
今回はMCなしで、通してみたいなあと思いました。
即興演奏もあることですし、きっと当日のプログラムはつくらないと思いますので、コンサートで演奏する予定の曲を少しずつご紹介できたらと思います。



今日は、宮沢賢治のちいさな歌たちをご紹介します。
「あかいめだまのさそり・・・」とはじまる<星めぐりの歌>は
とても有名ですが、その歌を歌いたいと思います。
このちいさな素朴な歌は、何度くりかえして歌っても
あきることがなく、こころは静かに楽しくなっていていきます。
この曲は、5つの音でできていて、わらべうたと同じような感じに
聴こえてきます。
この5つの音でできている音楽は、幼児期の子供たちの魂に
もっともあった音楽と言われています。
どこからはじまるとも、どこでおわるともしれない、くりかえしの
メロディが子供たちの魂の居心地のいい響になるのです。
きっと大人たちがきくと、幼かったころのことを思い出すでしょう。

そして、もうひとつ、賢治がつくった「牧歌」という曲があります。
これは種山ヶ原のことを歌った曲ですが、この曲は3つの音しか
使われていません。
5つの音でできた5音音階の、きっと前身の音階になるんだと思います。
本当に、素朴な3つの音でできている曲ですが、とても美しい曲になっています。

手嶌葵さんが歌っている動画がありますのでご紹介しますね!



また、他のプログラムに関しても、少しずつご紹介していく予定ですので、
どうぞお楽しみに♬


コンサートのチケットは、下記のお店でお求めできます。
どのお店もとってもステキなお店です。
チケットお求めの際には、お買い物やお茶やお食事も、
どうぞ一緒にお楽しみください♡

ナチュ村(天神)
カフェ パンデロー(赤坂)
くつろぎダイニング 和楽mama(糸島・加布里)


2012年5月13日日曜日

2012.5.20(日)キャンドルナイトコンサート



2012年5月20日 『レストランITOSHIMA』にて
pm7:00〜 キャンドルナイトコンサートを行います。

キャンドルの灯りのもと、美味しいお食事と
音楽で、たのしいひと時をご一緒しませんか?
午後7時から1時間ほどのミニコンサートです。
音楽をお届けするのは
歌・大塚れな ピアノ・木下順子 の二人です♬

コンサートは無料ですが、お食事をお願いします。
また、ミュージックチャージの代わりに、
お気持ちで少しでも、被災地支援のために募金をいただけたら嬉しいです。
当日のみなさんのお食事代の10%は
オーナーの意向により、寄付金にさせていただくことになっています。

キャンドルナイトコンサートでご一緒して
美味しい食事と音楽と
楽しいおしゃべりの時間を過ごしながら
災害復興のお手伝いをしていけたらと思います。

避難してこられた方にも来ていただいて
心和む時間をご一緒していただけたらと思います。
また、東北の方へ、私たちの思いが届くように
ひとりひとりの心に灯りがともるように歌いたいと思います。

復興にはまだまだ時間もお金も必要です。
息の長い支援をして行きましょう。
私たちの音楽が少しでもお役にたてたら幸いです。

このミニコンサートは、月一度のペースで
ゆっくり長くつづけていけたらと思っています。
どうぞ、私たちの活動を、少しずつの災害支援を
みなさんも一緒に支えてください。

みなさまのお越しを心よりお待ちしています♡
頂いた募金は「太陽村」さんへ寄付させていただきます。

みなさまにお会いできるのを楽しみにしています♬