2015年11月9日月曜日

笑顔のたね「癒しのコンサート」のご案内





私は、ずっと「障がい」ということを、自分の中で、
大切に抱いて生きてきたように思います。

自分は、間違いなく自閉だったと思います。
今では、自閉だった・・・といっている自分がいます。
今は、自閉の傾向が、とんと少なくなり、また違った症状がめだつようになりました。
いろんなこだわりや発達障がいの症状がありありですが、いろんな方に助けられながら、生きています。

自閉の症状が、落ち着いたのは何故ですかと、最近よく聞かれます。
自分でも、どうしてかな〜と思ったりしますが、
それは、自然にいつも助けられたこと
そして、音楽があったこと、周りの人にそのままの自分を受け入れてもらっていたことかなぁと思います。

そんな自分の生きてきた人生をふりかえると、私にとって「障がい」と言われるものは、私の大切な一部であって、人は障がいというけれど、私が私であるためのものでした。

私が、ずっと感じていたことは、何人もの自分が自分の中にいて、それぞれの自分を、コントロールするのは、とてもむずかしかったということです。
そのことが、社会の中で生きていくには、障がいといわれるわけなのかもしれません。
今では、私の中に住む、いろんな自分を認めたり、折り合いをつけることがきでるようになったんだなと思います。

そんな私なので、障がいということには、とても反応する自分がいました。
社会人になってから、ずっと続けている音楽教室にも、始めた頃からずっと、障がいをもつ子どもたちがいました。いまやっている教室にも、発達障がいをもつ子どもたちがいます。私は、障がいと健常の子どもたちを、自分の中でわけていません。
一人ひとりと向き合うだけです。

だけど、この世の中は、障がいを持つ人が、生きにくい世の中になっていると思います。
社会の仕組みや、人々の意識の中で、わけられてしまうからだと思います。
自分と違う人とも、それぞれの存在を認め合いながら生きていけたら、どんなにいいでしょう。

12月6日(日)ふくふくプラザでの「笑顔のたね〜癒しのコンサート」は
障がい児がいて、いつも頑張ってるお母さんに癒しを・・・と思って企画したコンサートでした。
でも、今は、障がいがあってもなくても、お母さんもお父さんも、おじいちゃんもおばあちゃんも、若者たちも、こどもたちも、み〜んなみんな一緒に聴きに来て欲しいと思っています。
家族や、恋人や、友人と一緒に、是非聴きにきてください。


2015年12月6日(日)14時開演
ふくふくプラザ(福岡市民福祉プラザ)ふくふくホールにて

前売り2500円 当日3000円
障がいのある方は無料 付き添いの方は半額
小中学生1000円 大人二人で4000円

主催 笑顔のたね 共催 おもちゃばこ

お申し込み・お問い合わせは・・・
080−5244−1232(マツモト)まで